[ 2014年12月26日 ]

戦術的ピリオダイゼーション理論(PTP)

戦術的ピリオダイゼーション理論(PTP)とは、サッカー界で注目を浴びている理論である。
ポルト大学のビトール・フラデ教授が提唱し、インテル、レアル・マドリード、チェルシーで監督を務めたジョゼ・モウリーニョ
監督がコーチング理論に取り入れたことによって、認知度が高まった。

基本的な考えを掻い摘んで説明すると、サッカーなどのような対戦相手に妨害されたり、多数の人間が一度にプレーするスポーツは、先の展開が読めない(カオス)ので、練習の時から、「常にサッカーの全体像を把握する」ようトレーニングすること。

もう少し突っ込んだ説明をすると、「練習の為の練習」はせず、「常に試合を意識した練習」をすることである。

バスケットボールに例えると、リバウンドなしの1on1の練習を組み入れるとする。
すると、シュートをうつまでが練習となるので、オフェンスリバウンドに行かない習慣、スクリーンアウトをしない習慣、ノーマークのプレイヤーを探さない習慣、声を出さない習慣がついてしまう。

従来のトレーニングではこういった、分解練習の集合体としてゲームをする傾向にあるが、戦術的ピリオダイゼーション理論(PTP)はゲームを意識したトレーニングとなっている。
分解練習による悪い習慣がつかないように理論だてられている。