[ 2010年11月21日 ]

レイジョン・ロンド(Rajon Rondo)

レイジョン・ロンド(Rajon Rondo)

<2010/11/21更新>
レイジョン・ピエール・ロンド(Rajon Pierre Rondo,ケンタッキー州ルイビル出身,1986年2月22日-)は、アメリカ合衆国のバスケットボール選手。アメリカ男子プロバスケットボールリーグNBAのボストン・セルティックスに所属している。



ジションはポイントガード。身長185cm、体重78kg。背番号は9。NBA選手としては小柄ながら、高い運動能力を発揮し、動物的勘でプレイする。近年、急成長を遂げているポイントガードである。



学生時代
高校はルイビルのイースタン高校とオークヒルアカデミー高校でプレイ。マクドナルド選出のオールアメリカンチームなどに選ばれ、マイケル・ジョーダンが主催するJordan Capital Classic gameにも参加した。また1試合に31アシストという驚異的な数字も残している。



大学はケンタッキー大学(University of Kentucky)に進学。2年目の2005-06シーズンにはサウスイースタン・カンファレンスのセカンドチームに選ばれ、またアメリカ代表としてU-21世界選手権に出場した。



NBA時代
2006年のNBAドラフトにアーリーエントリーしたロンドはフェニックス・サンズから1巡目21位指名を受けるが、その後ボストン・セルティックスにトレードされた。ルーキーシーズンの06-07シーズンはセバスチャン・テルフェア、デロンテ・ウェストに次ぐ実質3番手ポイントガードとしてシーズンインしたが、テルフェアの不調もあってシーズン中盤から出場時間が増え、18連敗の泥沼状態に喘いでいたチームを支えた。6.4得点3.8アシスト1.6スティールのアベレージを残してオールルーキーセカンドチームに選出された。このオフにセルティックスは2つの重要なトレード行い、レイ・アレンとケビン・ガーネットの獲得のため、テルフィアとウェストが相次いでチームを離れ、セルティックスには純粋なポイントガードがロンドのみとなった。



2007-08シーズン開幕前はポイントガードであるロンドがチームの穴であると揶揄されることもあったが、いざシーズンが始まればビッグスリーとともにチームの快進撃を支え、多くのスタッツでキャリアハイの成績を残した。プレーオフでもアトランタ・ホークスのマイク・ビビーや、デトロイト・ピストンズのチャウンシー・ビラップスといったベテランPG相手に堂々と渡り合い度胸のよさを見せた。NBAファイナルでは足を負傷し出場時間が減少したが第6戦では21得点、7リバウンド、8アシスト、6スティールというパフォーマンスを披露し、キャリア2年目にしてチャンピオンリングを獲得した。

2008-09シーズンはトリプルダブルを2回達成し、平均11.9得点、5.2リバウンド、8.2アシスト、1.9スティールを記録し、オールディフェンシブ2ndチームに選ばれ大きく成長したシーズンとなった。連覇をかけたプレーオフではトリプルダブルを3回達成し平均16.9得点、9.7リバウンド、9.8アシスト、2.5スティールとトリプルダブルに近い驚異的な成績を残しチームを引っ張ったが、チームはガーネット、ポウを欠いており1回戦のブルズとの長期戦の疲れもありカンファレンスセミファイナルで敗退した。

2009-10シーズン、ロンドは躍進を続け、初めてオールスターゲームにリザーブとして選出された。チームの成績はシーズンを50勝32敗でイースト4位とここ3年では最低の成績であったものの、ロンドは平均2.3スティールで初のスティール王に輝き、アシストもリーグ4位の成績であった(平均9.8アシスト)。また、総アシスト数794と総スティール数189はボストン・セルティックスのチーム最多記録となった。



プレースタイル
高い運動能力を利用し、自身で切り込み、リバウンド数を稼ぐこともできるスラッシャータイプのポイントガードである。 ポイントガードながらセンタープレイヤーと張り合い2桁のリバウンドをとり、トリプルダブルを記録することも珍しくない。身長185cmということ考えると驚異的である。また、高いジャンプ力を生かして、ダンクをフィニッシュパターンに持ってくることもでき、チップインを決めることさえある。



セルティックスのBIG3形成の際は、これまでチームの正PGではなかった彼が不安要素に数えられたが、今となってはリーグ屈指のパサーであり、チームに無くてはならない存在となった。ストリートバスケットのスタイルにも似たビハインドパスやフェイクを多用し、敵の意表をついたアシストで会場を沸かせる。



もともとディフェンス面に定評のある選手で、長いウイングスパンを利用し1試合平均2スティールを稼ぐ。

彼のこうしたプレーを支えるのは野性的な勘であり、隙あらばボールに食らいつく姿勢や、意外性にあふれるプレーはこれに起因する。

だが、ジャンプシュートやフリースローに不安があり、改善が求められている。