テクニックとスキルは日本語訳にすると共に技術と訳すが、対比して使用した場合、オープンスキル(スキル)とクローズドスキル(テクニック)に分けることができる。
オープンスキルとは、絶えず状況が変化し、常に不安定であり、予測することが難しい環境で発揮される技術のこと。
例えば、ディフェンスがいない状態での魅せるドリブル(クローズドスキル)は巧いが、相手を抜くドリブル(オープンスキル)は苦手な場合は、テクニックはあるがスキルはないことになる。
バスケットボールの場合、基本的に相手や味方などが入り混じるために、クローズドスキルより、オープンスキルが要求される。
日本人は、クローズドスキルが長けているプレイヤーが多いが、オープンスキルが海外の選手に比べて劣っているとされている。
他にも、対戦競技であるバスケットボール・野球・サッカーテニスなどの球技や、ボクシング・柔道・空手などの格闘技などのように外的要因が多いスポーツはオープンスキルが必要とされる要素が高い。
オープンスキル ⇔ クローズドスキル