[ 2010年03月13日 ]

デロン・ウィリアムス(Deron Williams)

デロン・ウィリアムス(Deron Williams)

デロン・ウィリアムス(Deron Michael Williams, 1984年6月26日 - )は、アメリカ合衆国のバスケットボール選手。ウェストバージニア州パーカーズバーグ出身。北米プロバスケットボールリーグNBAのユタ・ジャズに所属している。身長191cm、体重95kg。ポジションはポイントガード。




<学生時代>
母子家庭で育ったウィリアムスは、10歳の頃にダラスへ引っ越すと、そこで本格的にバスケットボールを始めた。高校は名門校であるコロニー高校に進学、2年生から先発に定着し、17得点6リバウンド8.4アシストの成績を残し、チームの勝率も9割を越えた。



大学はイリノイ大学へ進学。1年生のとき、32試合中30試合で先発出場を果たし、即戦力として活躍。早くもビッグ10カンファレンスの平均アシストランキングで上位に名を連ねた。2年生になると平均得点が上昇し、よりオフェンシブなスタイルになった。おのずとアシスト数も増え、平均6.2アシストを記録し、カンファレンスのファーストチーム(最も優秀な5選手)に選出された。チームはウィリアムスに加え、ディー・ブラウン、ルーサー・ヘッドの強力なバックコート陣に支えられ、全国でも有数の強豪へ成長し、ウィリアムスが3年生となった2004-05シーズンは開幕から29連勝と破竹の勢いで勝ち続けた。チームはNCAAトーナメントも勝ち抜き、決勝戦に進出したが、ノースカロライナ大学に破れ、惜しくも優勝は叶わなかった。この年の活躍によってジョン・R・ウッデン賞などを獲得している。



<ユタ・ジャズ>
4年生には進学せずに、アーリーエントリーによってNBA入りを表明。2005年のNBAドラフトにおいてユタ・ジャズから全体3位指名を受けた。この年のドラフトはクリス・ポールやレイモンド・フェルトンと将来を嘱望される優秀なPGが多かったが、ウィリアムスは彼らの中で最も高い順位での指名を受けてジャズに迎え入れられた。 ルーキーイヤーの2005-06シーズン、序盤こそベンチからの出場が続いていたが、11月15日のフェニックス・サンズ戦に初先発を果たした。1月と2月には再びベンチ出場が目立ったもののシーズン終盤には先発に定着した。この年は80試合に出場し、平均10.8得点、4.5アシストを記録してルーキーにして上々の成績を残した。そして、オフにはオールルーキーファーストチームに選出された。



2年目の06-07シーズンはウィリアムスにとってもジャズにとっても大きな飛躍のシーズンとなった。ウィリアムス自身は16.2得点9.3アシストの成績でアシストランキングではリーグ2位に名を連ねた。ウィリアムスと怪我から復帰したカルロス・ブーザーはジャズの往年の名コンビ、ジョン・ストックトンとカール・マローンに重ねられるようになり、チームは快進撃を遂げ、51勝31敗の成績で4年ぶりにプレイオフに進出。プレイオフでもカンファレンスファイナルまで勝ち進んだ。

07-08シーズンは更なる飛躍を果たし、18.8得点10.5アシスト、FG成功率50.7%を記録。オールNBA2ndチームに初選出されたほか、10.5アシストはリーグ3位となり、この年のアシスト王に輝いたライバルで同期のクリス・ポールと共に、ポイントガードにおける新旧の世代交代を印象付けた。チームも勝率を伸ばして54勝28敗の成績でプレーオフに進んだが、カンファレンス準決勝でこのシーズンの優勝チームであるロサンゼルス・レイカーズの前に敗れている。



オフにはアメリカ代表として北京オリンピックに出場。ポイントガードのほかシューティングガードとしてもプレイし、その万能性を発揮した上でアメリカの金メダル獲得に貢献した。



ここまで順調にキャリアを積み重ねてきたウィリアムスだったが、08-09シーズンは試練の年となった。ウィリアムス自身は足首の捻挫によりシーズン序盤の13試合を欠場し、さらに相棒のブーザーやアンドレイ・キリレンコらも相次いで故障に見舞われ、ジャズはシーズンを通して常に戦力不足となっていた。その中でウィリアムスは奮闘を見せ、シーズン中盤にはチームを12連勝に導くなどし、自身は19.0得点10.4アシストと前年を上回る成績を残した。



<プレイスタイル>
高いバスケットボールIQを武器に、外郭からのシュートやパスセンスに長けている。ドライブを駆使してゴール付近まで切り込んで得点する能力も携えている。クイックネスはないが、強いボディーバランスがそれらを助けている。またディフェンスでも身体能力の低さをポジション取りの良さや大柄な体を活かした圧力で見事にカバーしてるためスティールは少ないが高い評価を受けている。



<その他>
・毎年夏になると、ワシントン州スポーケンに住むジャズの往年の名選手ジョン・ストックトンの元を訪れ、指導を受けている。

・最近では毒舌家として知られるようになり、歯に衣着せぬ発言でも注目を集めつつある。