[ 2010年03月11日 ]

カルロス・ブーザー(Carlos Boozer)




カルロス・オースティン・ブーザー・ジュニア (Carlos Austin Boozer, Jr., 1981年11月20日 - )はアメリカ合衆国のバスケットボール選手である。米国プロバスケットリーグNBAのユタ・ジャズ所属。ポジションはパワーフォワード。アラスカ出身という珍しい経歴を持つ。



<学生時代>
ブーザーは生まれたのはドイツである[1]。その後、アメリカのアラスカ州に移って育った。高校は地元のジュノー・ダグラス高校に通い、そのバスケットチーム、クリムゾン・ベアーズを2回州のチャンピオンに導き、デューク大学に入学する。大学では3年間で1,506ポイント、平均14.9ポイント、7.2リバウンドを上げて2001年のNCAAトーナメントでの勝利の原動力になる。



<クリーブランド・キャバリアーズ>
卒業後2002年のNBAドラフトで彼は、2巡目全体35番目で指名を受け、クリーブランド・キャバリアーズに入団する。ドラフト下位指名者ながらルーキーシーズンは10得点7.5リバウンドのアベレージを残し、オールルーキーセカンドチームに選出されるなど、期待以上の働きを見せた。2年目のシーズンはさらに活躍をみせる。ゲーム平均で15.5ポイント、11.4リバウンドを記録し、トータルリバウンドはNBAで5位の成績だった。ブーザーの予想以上の成長ぶりに加え、チームは2003年のNBAドラフトでレブロン・ジェームスを獲得しており、キャバリアーズはこの2人を中心に将来を期待されるチームとなるはずだった。しかしチーム側がブーザーとの3年目の契約を破棄し、新たに高額契約を結ぼうとしたが、ブーザーはキャバリアーズとは再契約せず、より高額なサラリーを提示したユタ・ジャズと契約した。



<ユタ・ジャズ>
ジャズはジョン・ストックトン引退後チーム成績の低迷が続いていたが、ブーザーを獲得してチーム再建のカギにしたいとの思いから、高額契約に踏み切った。ブーザーは期待通りの活躍をみせ、ゲーム平均17.8ポイント、9.0リバウンドを記録する。しかし、ジャズ移籍後怪我が多く2005-06シーズンにはシーズンの半分を棒に振った。2006-07シーズンには怪我から復帰、20.9得点11.7リバウンドのアベレージを残し、オールスターにも初出場した(怪我でゲームには不参加)。2005年のNBAドラフトで獲得した若手ポイントガードのデロン・ウィリアムスとブーザーのコンビは、往年のストックトンとカール・マローンの再来とまで言われ、2人を中心にジャズは快進撃を開始。51勝31敗の成績でレギュラーシーズンを終え、ブーザーにとっては初の、そしてジャズにとっては4年ぶりのプレイオフに進出し、カンファレンスファイナルまで勝ち進んだ。



<プレースタイル>
強靭な肉体を持ち、高いFG成功率とリバウンド能力を発揮するパワーフォワードの典型である。本来は右利きであるが左手も同等に器用に使うことができるため、ポストアップされた相手ディフェンスは非常に守りづらくなる(クリス・ケイマンも同様)。その屈強な身体からジャズ往年のスーパースター、カール・マローンの再来と言われているがシュートレンジはマローンより遥かに狭く、ディフェンスに関しては度々手を抜く場面が見られ一様に評価は低い。

<その他>
ブーザーはオリンピックのアメリカ代表チームに選抜され、アテネオリンピックに出場した。この大会でアメリカは銅メダルを獲得した。