[ 2011年12月20日 ]

クワミ・ブラウン(Kwame Brown)



クワミ・ブラウン(Kwame Brown, 1982年3月10日 - )は、アメリカ合衆国のバスケットボール選手。北米プロバスケットボールリーグNBAのシャーロット・ボブキャッツに所属している。サウスカロライナ州チャールストン出身。主なポジションはセンター。



<経歴>
グリン・アカデミー高を卒業後、フロリダ大学に進学する予定だったが取り止め、2001年のNBAドラフトで全体の1位指名をワシントン・ウィザーズから受けNBA入りした。NBA史上で初めて高校卒業でのドラフト1位指名(後の高卒1位指名にはレブロン・ジェームズ、ドワイト・ハワードのみ)となった。更に、当時ウィザーズの選手編成担当のマイケル・ジョーダンに指名されたこともあり、入団当初は大きな期待を集めた。

しかし、ルーキーシーズンは思ったような活躍ができずに終わる。2年目、3年目と徐々に数字を伸ばしたが、4年目の04-05シーズンには怪我も手伝って不調。23年ぶりにプレイオフ1回戦の壁を破り、すばらしいシーズンを送ったチームとは裏腹に、ブラウンは練習の無断欠席により、プレイオフの出場停止処分を受けてしまった。

04-05シーズン終了後、ウィザーズとの契約は更新されずフリーエージェントになり、レイカーズとのトレードにより移籍した。レイカーズでは3シーズン過ごしたものの成績はパッとせず出場時間も毎年減少し居場所を失っていく。そして2008年のパウ・ガソルとのトレード要員としてメンフィス・グリズリーズへ移籍。グリズリーズでは過去最低の成績でシーズンを終えた。2008年のオフはグリズリーズと契約延長はされず、再びフリーエージェントとなりデトロイト・ピストンズと2年800万ドルで契約した。

ピストンズ移籍後、08-09シーズンは58試合に出場し、平均4.2得点、5.0リバウンド。09-10シーズンは48試合に出場し、平均3.3得点3.7リバウンドと高額契約の期待には応えられなかった。

シーズン後、かつて自身を指名したジョーダンがオーナーを勤めるシャーロット・ボブキャッツへ移籍した。



<評価>
史上初の高卒でのドラフト1位指名を受けた選手だが、これまでの彼の成績は一流のビッグマンとはかけ離れたものであるばかりか、その成績は年々右肩下がりで今やチームでもお払い箱の状態である。オフェンスは欠しく、期待されたディフェンス面でもブロックやリバウンドなどセンターとして未だ及第点には至っていない。さらにコート外でも非常に問題行動が多く、彼は近年のドラフトにおいての最悪の失敗例とまで揶揄されつつある。

しかし、ピストンズとの契約の際、世間の評価とは裏腹に非常に高評価を受けての契約だった。デトロイト・ピストンズのGMはNBAでももっとも評価の高い敏腕ジョー・デュマースであり、正念場となった彼への活躍が期待されたものの上記のとおり期待を裏切る結果となった。