[ 2010年02月09日 ]

ヴァイオレイション概要

今回は基本に戻ってバスケットボールのルールのヴァイオレイションについてです。
体育の教科書などでは1~2ページで説明されてますが、勿論ルールブックでは、細かく規定されております。特にバスケットボール特有の動きであるピヴォットに関してはトラヴェリングというルールで細かく規定されています。今回はヴァイオレイション(バイオレーション)の概要を大雑把に記載します。


<ヴァイオレイション>
ルールブックでは第5章(バスケットボール競技規則P40~P50)で取り扱っています。また個人的には「バイオレーション」の方がしっくりくるのですが、ルールブックでは「ヴァイオレイション」と記載されいるのでこちらで統一します。
ヴァイオレイションとは、ファウル以外の反則で、違反すると相手チームにボールが与えられスローインから開始します。スローインといえばバックボードの裏からはスローインをしないと規定されているので、ずれてスローインしてください。

・アウトオブバウンズ(第23条)
プレイヤーもしくはボールが境界線や境界線の外の壁・床・人・物・審判などにあたるヴァイオレイションのことです。
線は踏んだらアウトオブバウンズですが、スローインの場合は外側から境界線を踏んでも、踏みこさなければセーフです。
また、たびたび揉めますが、バックボードの上はヴァイオレイションになりません。

・イリーガルドリブル(第24条ドリブルの項目)
ダブルドリブルなどヴァイオレイションとなるドリブルのことです。
ドリブルを終えた後に、再びドリブルを開始したり、ドリブルの最中にボールを保持してしまうことです。
また、ファンブルはドリブルにならないので、ボールキャッチの時にファンブルして床にボールをついても、再度ドリブルできます。

・トラヴェリング(第25条)
規定が細かいので簡単に説明すると、一度離れた軸足が再び床に着くヴァイオレイションのことです。様々な例外があるので、出来れば一度ルールブックをご覧頂く方がよいと思います。
体育の教科書では分かりやすく三歩と説明しておりますが、三歩を適用してトラヴェリングになることは少ないので、三歩と覚えない方がいいと思います。(三歩で吹く時は片足でケン・ケン・ケンとした時だけだと思いますが、今まで見たことありません。)

・3秒ルール(第26条)
制限地域に3秒以上とどまるヴァイオレイションのことです。
両足を制限区域の外に床に着地しないと、制限区域を出たことにはなりません。
次の3つの場合は3秒ルールの適用除外となります。
制限区域を出ようとしている時。
チームがシュート動作中の時。
プレイヤーがシュートを撃つためにドリブルをしている時。

・5秒ルール(第27条近接して防御されたプレイヤーの項目)
ライブ時コート内でボールを保持している時に、ディフェンスに1メートル以内で積極的にディフェンスされ5秒経過する時のヴァイオレイションのことです。
ディフェンスが積極的にきていない場合は5秒ルールは適用されません。
またスローインやフリースローも5秒以内に撃たないとヴァイオレイションが適用されます。

・8秒ルール(第28条)
ボールを8秒以内にバックコートからフロントコートへ進められない場合のヴァイオレイションのことです。
※ヴィジブルカウント・・・5秒および8秒のヴァイオレイションの際、カウントを腕を振る合図をして、目に見える形で行わないといけません。

・24秒ルール(第29
条)
24秒以内にシュートによりボールから手を離し、かつそのボールがリングにぶつかるか、ゴールしないとなるヴァイオレイションです。

・ボールリターンオブザバックコート(第30
条ボールをバックコートに返すこと)
ボールをフロントコートからバックコートに戻すヴァイオレイションのことです。バックパスやバックコートヴァイオレイションなどとも呼ばれます。

・キックボール(キッキング)(第13条)
故意に足(大腿部)でボール蹴ったり、止めたりするヴァイオレイションのことです。拳で叩いてもヴァイオレイションとなります。
足に当たったとしても、わざとでなければキックボールは適用しません。また、本当に故意に、悪質に蹴った場合はテクニカルファウルとなります。

・ゴールテンディング(第31条)
落下中のボールがゴールに入る可能性がある場合、そのボールに触れた場合のヴァイオレイションのことです。
オフェンス側が触れた場合は得点が認められず、ディフェンス側が触れた場合は得点が認められます。

・インタフェア(第31条)
ボールがリングの上に乗っている場合、そのボールやリングやバックボードに触れた場合のヴァイオレイションのことです。
オフェンス側が触れた場合は得点が認められず、ディフェンス側が触れた場合は得点が認められます。


以上がヴァイオレイションとなります。
次回はファウルについて特集します。


<参考文献>
書物:バスケットボール競技規則2009(日本バスケットボール協会)

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