[ 2011年02月15日 ]

ディフェンスファンダメンタル(原則)

カレッジバスケットボールにおけるチームプレーの教則とまで言われるケンタッキー大学のコーチ、アドルフ・ラップによる「ディフェンシブ・プレー7つの基本原則」です。以前のディフェンスファンダメンタル(ポイント)が精神的(抽象的)だったのに、対してこちらは具体的(実戦的)な内容となっています。


バスケットボールで見ごたえがあるのは、オフェンスかもしれませんが、やはりディフェンスの強いチームの方が勝率が高いですね。
オフェンスは最終的にはシュートで終わりますが、シュートは調子や運に左右されます。しかしディフェンスは、調子の波が小さく、ディフェンスさえ安定していれば、ゲームの主導権を握りやすくなります。

特に「シュートが入らない時はディフェンスを頑張れ!」
そして、ディフェンスでリズムを作り、速攻などのイージーオフェンスからリズムを戻す、という考えもあります。
以下、青籠会のHPから抜粋


<ディフェンスファンダメンタル7つの基本原則>
1、相手のシュート数を減らせ
オフェンスを成功させるためには「とにかく多くのシュートを打て.そうすればその成功率は自ら高くなるものである」と一般的にいわれている.これは真実である.だからディフェンスが最初に意識するべきことは、相手チームのシュート数を減らすということでなければならない.


2、確率の低いシュートを打たせろ
プレーヤーには”ディフェンスは常に激しく、粘り強くあれ”と指導している。ハードで体力がいるが、そのような守り方を好むプレーヤーは多い。
相手を焦らせバランスを崩した不正確なシュートを打たせるようにすれば、相手のシュート成功率は必ず低くなるだろう。これこそが”パワフルでタフなディフェンス”であり”甘いディフェンス”との違いである。


3、バスケットから約5~6m以内のエリアでプレーさせない
これは、インサイドを固めるディフェンスの考え方を端的に示している。バスケットから18フィート(約5.5m)の地点に円を描き、その内側の地域のオフェンスの動きをすべて封じることができたら、リバウンドはすべて確保でき、きわめて楽なディフェンスが可能になる。現実には不可能であることは分かっている。しかし、それでもバスケットの近くでシュートさせてはならないという考えは正しいはずである。プレーヤー達がこの考えをしっかり受け止めてくれたら、それを達成するために努力してくれるであろう。


4、相手のセカンドシュートを減らす
優れたディフェンスとは相手に第2、第3のシュートを許さないことである。簡単にリバウンドを取る方法はなく、他のプレーと同様に正確に相手と競り合いながらプレーしなければならない。リバウンドを取るためにはシュート後、まず、自分のマークマンをブロックアウトして、飛び込まれないようにしてからボールをとりに行く。リバウンドが強く、上手なチームは、チームが一体となってリバウンドを獲得する。


5、簡単に得点されることを減少させる
・取れそうもないボールを狙ってインターセプトをしようとした(ギャンブルした)ために、簡単なシュートを決められ、しかもそれまでの緊迫した試合が台無しになってしまうような場合。
・得点された後のベースラインからのスローインですぐにインターセプトされて、イージーシュートを打たれるような場合。
・目的のはっきりしない不注意なプレーによってルーズボールとなり、それを拾われてイージーシュートを打たれるような場合。
・相手のフリースローの失敗の後、ブロックアウトしないためにリバウンドをとられてイージーシュートを打たれるような場合。

これらは相手チームが最小限の努力で得点することのできる、チープバスケットといわてれる悪例である。
ときには不注意であり、あるときには悪判断によるものである.実力のほぼ同じチーム同士の対戦では接戦のときにおける、このようなチープバスケットによって勝敗が決定されるものである.


6、ロングシュートを甘くみない
ボールがアウトサイドを回されているときでも、ボール保持者をマークするディフェンスは、常にタイトにマークしなければならない.よいディフェンスの主な二つの条件は、シュートの数を減らすことと、楽にシュートを打たせないことである。例えばロングシュートの上手いプレーヤーにノーマークシュートを許すことは、上記の条件に反するわけである。そうならないためにも、ボール保持者には常に注意してマークしていなければならない。


7、ポストマンへのパスを防ぐ

アウトサイドのプレーヤーにはある程度ボールをもたれてもかまわないが、ポストプレーヤーには絶対にもたせないようにディフェンスする。もし、ボールをもたれると、相手は楽々とスクリーンを使うことができるし、フックシュートやジャンプシュートを打つことができる。また、フェイクして逆サイドにカットしたり、スクリーン・アウェイをしてノーマークになったり、カットインしてくる味方にパスもできる。このように、ポストにボールが入ったら、ディフェンスにとって大変危険な地域にボールがあることになる。


チーム内の練習においてもディフェンスのレベルを上げると、オフェンスのレベルもより上がります。是非ご参考にしてください。

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