[ 2011年02月05日 ]

アメーバゾーンディフェンスファンダメンタル

アメーバゾーンディフェンスとは、リンク栃木のトーマス・ウィスマンヘッドコーチ(HC)がJBLプレーオフファイナルでアイシンを混乱させたディフェンスです。
参照元不明


アメーバゾーンディフェンスは走り回れば、より多くのスティールと速攻を奪うことができるギャンブル性の高いディフェンスである。チームとして基本的なディフェンスとするのではなく、相手を混乱させ、多くのターンオーバーを奪いたいときの武器として用いることを薦める。

・アメーバー・ディフェンスの初期セット
Diagram A が基本的な形となります。見た目、△2,3,4,5の4人でダイヤモンドを形作り、△1が一人孤立しているような形に見えます。

△1はハーフコートにボールが入ったと同時にボールマンにプレッシャーをかけます。キーポイントは△1と△2はチームでもっとも早く、ディフェンシブなプレイヤーを用いることです。△1はボールマンの○1にプレッシャーをかけ、パスもドリブルも困難な状態になるように動きます。△2はハイポストの位置から始め、ハイポストへのパスをディナイします。△3、4はDiagramAのように、レーンラインに沿ってサイドラインの方向を向き、○2,3に注意をはらいます。△5はゴールのフープディフェンダーです。△5はオフェンスに、よりゴールに近い、低い位置でカットをさせてはいけません。背後からのカットも同様です。△5のルールとして、最も低い位置にいるオフェンスと同じ位置かそれより低い位置にいることです。

Diagram Bの説明。○1が○2にパスをするときの形です。△2はすぐに○2に走りより、ボールマンの○2をクローズアウト(プレッシャーをかける)します。△1はハイポスト(フリースローライン)を守るために下がります。○2がドリブルを始めたら、△3はすかさず○2に△2とダブルチームをかけるために走りより、プレッシャーをかけます。△5はボールサイドに移動し、ボールサイドである○5をフロントディナイをします。△4はフープディフェンダーになるためインサイドよりに下がります。このように移動を行うとDiagram Cのようになっています。△1と△4はコートを横切るようなスキップパスなど、パスのインターセプトをねらいます。トラップディフェンダーがボールをはじこうとハンズアップしているため、困難なパスとなるでしょう。もし○2から○1にパスが戻ったときは、すべてのディフェンスが最初のDiagram Aの位置に戻ります。もし○2がコーナーに向かってドリブルしたら、△1は予測して、○1へのパスのインターセプトをねらいましょう。



・パスがコーナーにあるとき
Diagram Dの説明。図のようにコーナーにいる○4にパスされます。△5はコーナーの○4に走りよりクローズアウト(プレッシャーをかける)します。△3はすぐにインサイドに向かって下がり、△5の移動によりフリーになった○5の前に行き、ディフェンスに入ります。これをディフェンスの「Xカット」と呼びます。○4はすぐさま、△5の移動によりオープンになった○5を見、△3がインサイドに下がってくるのを見ないでインサイドにパスをします。△3は、このパスをスティールすることができるはずで、速攻に持って行くことが可能となります。さらに、コーナーにてクローズアウトしている時、△5はそのパスコース(パッシングレーン(○5への))をディナイするように手を振りかざし、パスの向きをそらすように努めます。△2はウイングにいる○2へのバックパスをディナイします。△1と△4はバックサイドとトップサイドに位置し、スキップパスに対して対応します。

Diagram Eはコーナーからスキップパスが発生した場合です。△4がボールマンになる○3をクローズアウト(プレッシャー)をかけます。△3はポストディフェンス(△4のカバー)になるためにレーンを横切ります。△5はフープディフェンダーになるためにインサイドに下がります。△2はハイポストをカバーし、△1は○1へのパスコースに入ります。今、△2と△5は右サイドへの横断スキップパスをカバーします。


・ツーガードフロントからトリプルチームディフェンス
Diagram Fの説明。△1と△2は2ガードの○1と○2にマッチアップします。△3、△4、△5はボールがハーフコートを過ぎたときは最初(Diagram A)の位置に配列します。ツーガードセットにおいて、△5は普通、ハイポストも、ボールサイドのローポストも守ることになり、通常ならばコーナーを守ることはない。もしハイポストにオフェンス(○4)がきたら、△5は上に移動しディフェンスするが、オフェンスの背後でプレーし、パスをディナイすることはない。私たちは実際にはハイポストにボールを入れたい。一旦、ハイポストにパスが入ると、△1と△2は下がり、ハイポストのオフェンスである○4にDiagram Gのようにトリプルチームを組む。願わくば、○4が混乱し、ターンオーバーするか、悪いパスをしてほしい。Diagram Fでの注意点は、△3と△4はコーナーへの急いだパスのスティールをねらうことだ。

トリプルチームからボールがコーナーかウイングにパスさる場合がある。Diagram Gのようにボールがコーナーにパスされたときは、ディフェンスは急いで元の状態に戻る。△3はコーナーのボールマンをクローズアウトし、△5は下がり、ボールサイドのポストディフェンダーになる。一方、△4はフープディフェンダーになる。△1はハイポストを守り、△2はウイングへのバックパスをディナイする。△1と△4は再び、横断スキップパスをケアします。

Diagram Hのように、トリプルチームからウイングの○2にパスが渡ったとき、△2はボールマンの○2をクローズアウト(プレッシャー)する。△1はそのままの位置で、ハイポストへのバックパスをディナイする。△3はコーナーへのパスをディナイし、△4はフープディフェンダーになり、△5はボールサイドのポストディフェンスにまわる。もし、パスが左サイド(逆サイド)のウイング○1に行ったら、すべてが今の反対となり、△1がボールマンにつき、△2がハイポストをディナイ。△4がコーナーをディナイし、△5はローポストディフェンダーのまま。△3がフープディフェンダーとなる。

Diagram IはDiagram Hの後に起こることを示し、ウイングから逆サイドのコーナーにスキップパスをしたところです。ルールは今まで記載したものと同様で、ツーガードセットを除いて、△5はボールサイドのローポストのディフェンダー、△3はフープディフェンダーとなる。△4はコーナーへクローズアウトし、△2はハイポストカバー。△1は○1へのバックパスをディナイする。

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