[ 2011年01月14日 ]

トライアングルオフェンス(triangle offense)、トリプルポストオフェンス(triple post offense)

トライアングルオフェンス(Triangle offense)とは、バスケットボールの攻撃システムのこと。元々はトリプルポストオフェンス(triple post offense)と呼ばれていた。

テックス・ウインターが大学のコーチ時代に考案し、フィル・ジャクソンがブルズやレイカーズで使用したことで有名になった、5人の選手全員を協力させ、非常に多様なバリエーションによって相手の防御の的を絞らせず、効率的に得点するシステムのこと。

特徴として、3人の選手が三角形を作るように位置し、コートの左右どちらか側で1人がインサイド、他の2人がアウトサイドに位置してパスを回して攻撃するというものだが、残りの2人もただ反対側に立っているだけではなく全員があらかじめ決められた一連の動きに従って移動し、防御側の隙を作り出すことに特徴がある。一連の動きの中でパスが多用されるが、それ以外にもスクリーン、カットなど多様な技術のバリエーションがあり、それらによって防御側からフリーになる選手を作り出し、より楽に得点を狙う機会を増やすことを目的とする。

バスケットボールの通常のオフェンスシステムの多くは敵とそれぞれ一対一になり、ミスマッチなどをつく事で1箇所で相手を突破することから始まるものが多いが、トライアングルオフェンスは5人全員が協調して動くことを基本としており、防御側にはより負担が強く、相手の攻撃方法を読みづらくなる長所がある。

反面、そのシステムは複雑であり、理解して一連の動きを修得し、適切にパスやカット、スクリーンといった技術をこなせないと効果が発揮されない。各選手の一連の動きもあらかじめ全て決まっているものではなく、相手の動きによって変化させるのが当然であるから臨機応変な判断力も必要とされる。また、ある選手が攻撃ができないと判断するとすぐに他の選手にボールを渡さないと他の選手の動きと合わなくなるため、特定の得点力のある選手に長くボールを持たせておけないという短所もある。




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