[ 2010年11月09日 ]

バロン・デイビス(Baron Davis)



バロン・デイビス(Baron Walter Louis Davis, 1979年4月13日 - )はアメリカ合衆国のバスケットボール選手。カリフォルニア州ロサンゼルス出身。アメリカ男子プロバスケットボールリーグNBAのロサンゼルス・クリッパーズに所属している。ポジションはポイントガード。身長191cm、体重98kg。



学生時代
高校時代、1年間で彼は178cmから191cmへと急激に成長し頭角を現す。高校オールスターであるマクドナルド・オールアメリカンに選出、ゲータレード選出の年間最優秀選手にも選ばれる。

高校卒業後、複数の大学からオファーを受け、彼は地元の名門UCLAへ進学。順調なスタートを切った矢先、1年生時のNCAAトーナメントでダンクに行った際、前十字靭帯を断裂。しかし驚異的な回復力で、翌年には完治し以前のパフォーマンスを取り戻した。パシフィック・テン・カンファレンス(Pac-10)の新人王を受賞。 2年生終了後にNBAドラフトへアーリーエントリーした。



NBAキャリア
ニューオーリンズ・ホーネッツ
1999年のNBAドラフトで1巡目全体3位指名をシャーロット・ホーネッツ(現ニューオーリンズ・ホーネッツ)から受けNBAキャリアがスタートする。1年目は、エディー・ジョーンズやデビッド・ウェズリーの控えとして主にベンチからの出場であった。

2000-01シーズンには、スターティングポイントガードに昇格。一躍チームの中心選手の一人になった。

2001-02シーズンには、チームのエースとなる。これまではエディー・ジョーンズやジャマール・マッシュバーンの陰に隠れていたが、3年間で着実な成長を見せたことが実を結んだ。ホーネッツは2年連続でプレーオフに駒を進めるも、カンファレンス準決勝で敗退している。

その後、ホーネッツは本拠地を現在のニューオーリンズに移動した。新地での02-03、03-04シーズン、デイビスはチームの柱として奮闘するものの、プレーオフでは1回戦で敗退した。   04-05シーズン、チームはプレーオフ争いから早々に脱落。自身も怪我の影響で満足なプレーができず、2005年2月24日、ウォリアーズのフォワードのデイル・デイビス、ガードのスピーディ・クラクストンとトレードされて移籍した。



ゴールデンステイト・ウォリアーズ
デイビス加入時、ゴールデンステイト・ウォリアーズもプレーオフ争いからすでに脱落していたが、加入後の残り試合を18勝10敗という成績で大幅に勝ち越し、シーズンを終了した。

05-06シーズンもほぼ同じメンバーでプレイ、高い身体能力を誇るジェイソン・リチャードソンらと共に、11年ぶりのプレーオフ進出を狙ったがデイビスは慢性的な怪我もあり重要な時期に試合に出られず、プレーオフ進出を逃した。

06-07シーズン、ドン・ネルソンがチームのヘッドコーチに就任。彼のアップテンポなチーム作りがデイビスの能力を開花させる。怪我に苦しみながらも、シーズン最後の試合で勝利し、1994年以来のプレイオフ進出を決めた。この試合でデイビスはトリプルダブルを達成した。

プレイオフ1回戦は、第1シードで67勝15敗とリーグ勝率1位のダラス・マーベリックスと当たる。しかし、レギュラーシーズンの対戦では3勝0敗とウォリアーズに分があった。デイビスを中心とした勢いのあるバスケットでマーベリックスを4勝2敗で下し、第8シードが第1シードを破るという歴史的なアップセットを起こした。続くユタ・ジャズ戦には1勝4敗で2回戦敗退。しかし、この試合でも206cmのアンドレイ・キリレンコの上から強烈なダンクを叩き込み、大きなインパクトを残した。このプレーオフでデイビスは平均25.3得点、6.5アシスト、2.9スティール、4.5リバウンドと爆発した。2003年と2004年にはNBAオールスターゲームに出場した。2003年オールスターでスキルチャレンジ優勝。


ロサンゼルス・クリッパーズ
2008年オフ、なかなか契約延長しないウォリアーズに業を煮やしたデイビスは、彼の地元でもあるロサンゼルス・クリッパーズと契約した。



プレースタイル
ポイントガードではナンバー1とも言われる強靭なフィジカルと身体能力を持ち合わせ、自らドライブで切り込んでいくリーグ屈指のプレーメーカー。チームのムードメーカーであり、彼の調子がチームの勝敗を左右することも少なくない。アメリカンバスケットを象徴する様なスコアラータイプであり、アグレッシブな1on1で魅せる。アシストやリバウンドの能力にも優れているためトリプル・ダブルを幾度も記録している。非常にアップテンポなゲームメークを好み、またディフェンスでは、過去2度のスティール王となった事もあり、積極的なディフェンスから速攻を生み出すのが得意である。一方で、シュートのセレクションの悪さとフリースロー成功率が玉に瑕である。



その他
女優のケイト・ハドソンは高校時代のクラスメート。
バスケットを始めたきっかけは、幼少時代に祖母がバスケット用具をプレゼントしたことから。