[ 2010年10月22日 ]

ベン・ゴードン(Ben Gordon)

ベン・ゴードン(Ben Gordon)

ベン・ゴードン(Benjamin (Ben) Gordon,1983年4月4日 - )はアメリカ合衆国のバスケットボール選手。アメリカ男子プロバスケットボールリーグNBAのデトロイト・ピストンズに所属している。ロンドン生まれ。ニューヨーク州マウントバーノン育ち。身長191cm、体重91kg。ポジションはガード。



生い立ち>
ゴードンの両親はジャマイカ人であり、ロンドンで生を受け、その後ニューヨーク州のマウントバーノンで育った。大学はコネチカット大学に進し3年間エメカ・オカフォー(現在シャーロット・ボブキャッツ所属)らとプレイした。2004年のNCAAトーナメントではチームを優勝へと導き、ファイナル4のオールトーナメントチームに選ばれた。



<NBA>
大学3年を終えた時点でアーリーエントリーを宣言、2004年のNBAドラフトでシカゴ・ブルズから1巡目3位で指名を受けNBA入団した(マイケル・ジョーダンがちょうど20年前に同じくブルズから3位指名を受けており、少なからず運命めいたものを感じたようである)。

ルーキーイヤーとなる2004-05シーズンは、82試合全てに出場し平均15.1得点、2.6リバウンド、1.9アシストと上々の成績を残し、新人選手としては初めてシックスマン賞(もっとも優秀なベンチプレーヤー)を受賞。さらにオールルーキー1stチームにも選出された。特に第4クオーターにおける2桁得点の試合数ではレブロン・ジェームズに次ぎ第2位(21試合)であり、新人らしからぬ驚異的な勝負強さを披露した。その一方で、ターンオーバーが多く、またスタミナ不足の問題もあった。

2年目以降、ゴードンはブルズのエースとして活躍。2005-06シーズンは、80試合中47試合で先発出場となり、出場時間も増え、成績も向上した。翌2006-07シーズンは82試合中51試合で先発出場。スターターの座も掴み、平均得点も20点超えを果たすなど更なる成長を遂げた。

2008-09シーズン、ブルズはレギュラーシーズンを7位で通過し、レギュラーシーズン2位で昨季王者のセルティックスとプレーオフ1回戦で対戦する。下馬評では、主戦力のケビン・ガーネットを欠くも、セルティックス絶対有利との見方であったが、ブルズは4回の延長、7回のOTというNBA新記録の大激戦を繰り広げ、勝負を第7戦まで持ち込んだ。第7戦でブルズは惜しくも敗れてしまうも、ゴードンは第4戦の1度目のOT残り4秒で同点の3Pを決めるなど、プレーオフ平均24.3得点、2.9リバウンド、3.0アシストの活躍だった。しかし、一方では、FGのパーセンテージが低すぎるとの批判もあった。 同シーズンオフ、ゴードンは再建中のデトロイト・ピストンズにFA移籍することとなり、ブルズを去った。

2009-10シーズン、2010年1月9日に76ERS戦で、前半残り3分51秒に、NBA史上通算1000万得点目をマークした



<プレースタイル>
高い得点能力がゴードンの最大の売り。運動能力は非常に高く、1オン1に絶対の自信を持つ。積極的なドライブインからアウトサイドシュートもこなす。リーグ屈指のクラッチ・シューターとして知られ、特に評価が高いのは第4クォーターでの勝負強さ。第4クォーターだけで何度も二桁得点を挙げチームに貢献した。また3Pシュートについては、2006年4月14日のワシントン・ウィザーズ戦では、放った9本の3Pシュートを全て決めるというパフォーマンスを披露したようにアウトサイドシュートに長けており、高い爆発力を持っている。他にミスなしで9本の3Pシュートを決めたのはラトレル・スプリーウェルのみ。その勝負強さはあのマイケル・ジョーダンにも似ているとシカゴのファンの中でも評価が高い。一方で、シューティングガードの選手としてはややアンダーサイズで元々あまりディフェンスを得意としてないため、主にシックスマンとしての起用が多い。



<エピソード>
ニューヨーク・ニックスの本拠地マディソン・スクエア・ガーデンでしばしば活躍したことから「マディソン・スクエア・ゴードン」と呼ばれた。
前述のようにジョーダンを髣髴とさせる強さを見せることから「Ben Jordan」と呼ばれることもある。