[ 2010年08月27日 ]

アンドレ・イグドラ(Andre Iguodala)



アンドレ・イグドラ(Andre Iguodala, 1984年1月28日 - )はアメリカ合衆国のバスケットボール選手。イリノイ州スプリングフィールド出身。アメリカ男子プロバスケットボールリーグNBAのフィラデルフィア・セブンティシクサーズに所属している。身長198cm、体重94kg。ポジションは主にシューティングガード。愛称は「Iggy」、またはアレン・アイバーソンが「A.I.」と呼ばれることから「The Other A.I.」と呼ばれることもある。日本では、イグダーラと表記される場合もある。




<学生時代>
イグドラは、ナイジェリア人移民の子であり、イリノイ州のスプリングフィールドで生まれた。地元のランフィアー高校に進学し、3年生時にはチーム州のチャンピオンへと導き、シカゴ・サンタイムズのプレイヤー・オブ・ザ・イヤーに選出されている。

その後アリゾナ大学に進学。華々しい活躍を見せ、パシフィック・テン・カンファレンスのフレッシュマン1stチームに選出された。さらにジェイソン・キッド以来、Pac-10カンファレンス史上2人目となるシーズン3回のトリプル・ダブルを記録している。



<NBA>
在学中にアーリーエントリー。2004年のNBAドラフトでフィラデルフィア・セブンティシクサーズから全体9位指名を受けNBA入りした。このときESPNパーソナリティーのディック・ヴィテイル氏は「3ポイント成功率の低い彼を指名したのは失敗であろう」と発言した。これを見返すかのように、イグドラは華々しいデビューを飾った。

ルーキーイヤーとなった2004-05シーズン、いきなり全82試合に出場し、高い身体能力を駆使したダンクシュートと執拗なディフェンスで、1試合平均9得点、5.7リバウンドでシクサーズの2年ぶりのプレーオフ進出に大きく貢献した。特にアレン・アイバーソンとのバックコートコンビはファンを沸かせた。2005年の2月までは背番号が4番であったが、同チームのクリス・ウェバーが加入したことで彼にその番号を譲り背番号を9番に変えた経緯がある。

2年目の2005-06シーズン、特筆すべきは彼のフィールドゴール成功率であった。アウトサイドからのシュートが多いガードのポジションでありながら50%の成功率を誇った。またNBAオールスターウィークエンドに行われたルーキーチャレンジの2年目チームで出場し、30得点を挙げる活躍を見せMVPを受賞した。スラムダンクコンテストにも出場し、優勝こそしなかったものの、バックボードの後ろに当てたボールをそのまま空中でダンクするという極めて高度な技を決めた。優勝はネイト・ロビンソン。

2006-07シーズン途中、長年エースとして活躍したアイバーソンがデンバー・ナゲッツに電撃移籍し、一躍チームの中心選手となった。攻守で活躍し、平均18.2得点、5.7アシストと飛躍的な向上を見せた。翌2007-08シーズン、チームは序盤出遅れ前評判低かったものの、後半戦では最後の29試合で22勝し終わってみればプレーオフ進出を果たした。プレーオフではデトロイト・ピストンズ相手にゲーム6まで粘り、チームのエースとして文句ない活躍を見せた。

2008年オフには、6年で8000万ドル(6年目はチームオプション)の契約を結んだ。さらに、ロサンゼルス・クリッパーズからエルトン・ブランドを迎え入れ一気に東の強豪へと名乗りを上げて2008-09シーズンを迎えた。




プレースタイル>
NBAでもトップクラスの身体能力にフィジカルも年々増強し、シュートとドライブに磨きをかける理想的なエースへと成長中である。ディフェンスでも決して手を抜かず、攻守にわたり献身的にコートを走り回る点でも評価が高い。また2007-08シーズン、意外にもダンクシュートの成功数がガード陣ではトップであり、効果的なフィニッシュパターンとしてダンクを多用しているといえる。