4thクォーター開始。
翔陽 47
陵南 45
「さあ!第4クォーターだ!!」
「点差は2点!!全然分からないぞ!!」
翔陽は4ファウルの2人をまだコートに送り出さない。
陵南は、仙道を中心に攻撃を展開する。
ダム!
仙道のカットイン。
伊藤と藤真が2人でチェックする。
仙道はボールを外へ。
越野に渡る。 ベースライン沿いでボールをキャッチ。
「越野だ!! 3点か!?」
長谷川が前に出てきた。
(中が空いた!) 越野、ボールを中へ。
そこには仙道。カットインの後、ゴール下でポジションをとっていた。
すかさず背後に花形が来る。 (来い、仙道)
しかし、仙道は冷静に花形の後ろにボールを差し出す。
受け取った福田がフリーでシュート。
バス!
「おおおおお!!! 福田だあああ!!」
「キレイにゴール下を決めてきた!!」
「仙道が中外自在に動き回っているぞ!!」
観客席の牧が苦笑い。
「ゴール下でもポイントガードみたいなことをしやがる」
これで同点。
試合は振り出しに戻った。
翔陽の反撃。
やはり、藤真にはダブルチーム。越野と植草で抑えに行く。
藤真は伊藤へボールを展開。
(打ってみろ) 陵南はココをあえて空ける。伊藤はフリーだ。
花形が叫ぶ。 「打て!伊藤」
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3rdクォーター後のインターバル
藤真が伊藤、山田に指示を出す。
「俺にはダブルチームで来ているから、お前らはフリーになる。
思い切ってシュートを打つんだ。ここで躊躇したら陵南の思うツボだぞ」
伊藤、山田、うつむいている。
「藤真さん……」
花形が2人の肩を叩いた。
「外れてもいい。翔陽のゴール下は誰だと思ってるんだ?
俺たちが拾ってやるからシュートを打て」
長谷川も無言でうなずいた。
伊藤と山田は目を合わせた。
「よし」
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(先輩たちがきっと拾ってくれる!)
伊藤のスリーポイント。
「9番(伊藤)が打った!!! 3点だ!!!」
田岡がニヤリ。
「入るかな?」
ガン!!!
リングに嫌われた。
「あああ! 入らない!!」
「やっぱり流れは陵南なのか!?」
「よし」 田岡がコブシを握ろうとしたその時……
ドガ!!!!!
花形のリバウンドダンクが炸裂!!!
「おおおおおおおおおお!!!!! 花形来たーーーーーー!!!」
「リバウンドを直接ぶち込んだああああ!!!!!」
藤真が声をかける。 「ナイス!花形!!!」
伊藤もホッとした表情。 「花形さん…!」
花形が叫んだ。
「全部拾ってやる! ドンドン打っていけ!!」
「さすがに強いな……」 仙道、苦笑い。
しかし、陵南もキッチリ得点を奪い返す。
仙道がディフェンスを引き付けて福田へ。
福田、一度ブロックされるも、自らボールを拾い、再びシュート。
これを決めて陵南に2点が加算される。
彦一、立ち上がる「スゴイで! さすがはフクさんや!!」
花形がボールを拾う。
「しぶとい男だな。ムリヤリねじ込んできやがる…」
翔陽、ハイポストの花形にボールを入れてから外に展開。
再び伊藤がフリーで受け取る。
(また打ってくるか?) 今度は、越野が伊藤をチェック。
伊藤はすかさず藤真に戻す。
越野が離れたため、藤真と植草、1対1。
ダム!
「藤真、抜いた!! 今度はドライブだ!!」
そしてシュートへ。
福田が出てきた。ブロックに跳ぶ。
「おおお!福田、高けええええ!!」
スッ
藤真、福田をあざ笑うかのようなパス。ゴール下の花形へ。
「上手い!!!」
花形にボールが入る。
仙道がチェック。
「花形VS仙道!!!」
しかし、花形は勝負に行かない。
仙道の裏にパスを出す。
長谷川に渡った。
バス!!!!
「おおおおおお!!!! 今度は翔陽がインサイドを崩した!!」
「仙道をおびき寄せてのパスだ!!」
観客席の赤木。
「伊藤が3点を打ちにいくようになってから、陵南の守備が崩れだしたな。
さすがに翔陽の連携は抜群だ。冷静にパスをつないで攻めてくる」
これまでのロースコアが嘘かのように、4thクォーターは互いに
点を取り合う形になった。
試合は拮抗したまま進んでいく。
「膠着状態だな。どちらも大きなリードが奪えない」
「どっちが試合を動かすんだ?」
残り5分。
翔陽 58
陵南 56
翔陽2点リード。
そして、ここから試合は大きく動くこととなる。
藤真がベンチに声をかける。
「タイムを取ってくれ!」
「っし!」 永野と高野が立ち上がった。
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選抜編
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引用「Kの部屋」