[ 2010年07月26日 ]

#96(選抜編)……王者の経験値

残り55秒

湘北 87
海南 86

残り時間1分を切って、湘北が1点リード。


海南の攻撃。


藤真、緊張の表情。
「牧、これは絶対決めないといけない攻撃だぞ。外せば勝利が
大きく遠のく…。大事な一本だ」


「行くぞ!」 牧が手を挙げる。 指を3本立てている。


それを見て海南のメンバーが動き出す。


高砂がローポストに陣取る。

その横に武藤が並ぶ。


桜木、戸惑う。 「なんだこれは? 2人並んで…」


コートサイドの田岡。 「カーテンを張ったか」



(よし!) 神が、高砂&武藤の横を駆け抜ける。


三井は2人のブロックに止められた。
「ちっ! 2人でスクリーンかよ!」


そのまま逆サイドのスリーポイントラインまで走る神。


そこに牧のパスが入った。


「神だ!!!!」

「神で勝負だ!!!!」



神のスリーポイント!!



そこに


「天才・参上!!!」


桜木が跳んできた!!!



「うおおおおーーーーーー!!!!桜木!!」

高頭、愕然。 「なぜ!!そこにいる!!??」



「ゴリ直伝・ハエたたき!!!」

桜木、渾身のブロックショット!!



…は、空振り。



桜木「なぬ!?」



(お前がいきなり跳んでくるのは、よく知ってるよ)

神、インサイドへパス。



ボールは高砂へ。


桜木は神のブロックに跳んでいる。高砂を空けている。


「高砂!ノーマーク!!!」



「もらった!」 高砂のジャンプシュート!



ビシイ!!



流川だ! 指がボールに触れた!!!!


「うおおおおおーーーー!!!!」

「流川のブローーーーーック!!!!」



ガン!!


ブロックされたボールがリングで跳ねた。



そこに飛び込む影。



「俺が最強ルーキーだあ!!!!!」



清田が跳んでいた。



ボールを思い切り叩き込む!!!



ドガガアア!!!!!



「うわあああああ!!!!!清田!!!!」

「押し込んだーーーーー!!!!!」

「リバウンドダンクだあああーーーー!!!!!!」




海南、逆転。



湘北87
海南88


残り時間 40秒



清田が勝ち誇る。 「俺の勝ちだ!!!流川!!」


流川、ニラむ。 (くそ!)


「海南が逆転だ!!!」

「残り時間40秒切った!!!」



藤真、眉間にシワ。
「いまのセットプレーは、神の3点でフィニッシュだったはずだ。
だが、予想外に桜木が跳んできた。それに神は対応できた」

花形が続く。
「切羽詰ったあの場面、あの一瞬で最善の判断が出来る、神宗一郎。
さすがは王者・海南だな。経験のなせる業だ」


田岡が腕組み。
「最後は清田か…。全メンバーがこの正念場で仕事をしているな。
これが王者・海南の選手層か…」

彦一、ペンが止まっている。
「もう、チェックなんてしてる場合やない…。どうなるんや、この勝負?」


その時、ブザーが鳴った。



『ビビーーーーー!!!』


『チャージドタイムアウト!!! 湘北!!!』



「湘北がタイムを取った!!!!」

「残り40秒。ここを勝負の分かれ目と見たか!!!」




両軍メンバーがベンチに戻る。



湘北ベンチ。


選手が戻ってきた。


安西が立ち上がる。


桜木が安西に問う。 「勝てるよな!!オヤジ!!!」


「先生!!」 湘北メンバーの視線が安西に。



安西が返した。

「絶対に、勝てますよ」




残り時間 39秒


湘北87
海南88


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選抜編
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引用「Kの部屋」

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