[ 2010年07月15日 ]

#89(選抜編)……最強1年生

残り時間 8分20秒

湘北 69
海南 64


湘北が5点リード。絶好調の三井と流川が得点を重ねている。



海南の攻撃。


牧がつぶやく。
「成長したな、宮城。高校№1ガード、お前ならなれるだろう」

宮城が驚く。
「ん?」

牧、ひと言。
「俺がいない来年にな」



ダム!



カットイン。


宮城が抜かれた。 (話しかけながら抜いてくんなよ!!)


「チッ!」 すぐさま、流川がヘルプに来る。

「くそ!」 宮城が後ろからスティールを狙う。


マークが外れた清田が叫ぶ。 「牧さん!!!」


牧はボールを高く放った。


清田、ジャンプ。


「うおおおお!!高けえ!!」

「これは!!まさか!??」



清田がリング付近でボールを掴んだ。

そして

そのままダンク!


ドガア!!!!!



「出たーーー!!!アリウーーーープ!!!!!!!!!!!」

「牧のパスから清田のダンクだ!!!」

「すげええええ!!!!!!」


清田、流川を指差す。 「どうだ!!見たか、流川!!!」

これまで相手にしなかった流川も、さすがにこれには反応する。
「にゃろう…」

桜木もだ。
「野猿めえ。調子に乗りやがって」



湘北の攻撃。


宮城がカットインを狙っている。


が!


牧のディフェンスには隙がない。


「くそったれ…。ディフェンスも最強かよ」


宮城は三井にボールを回した。

バシイ!! そこを神がカット!!


「しまった!」 宮城、ディフェンスに戻る。



三井も戻る。 「バテたか? あの宮城が…?」



神、湘北がディフェンスに戻る前に、前方に大きなパス。


「ナ~イスパ~ス!!!」 そこには清田。



「うわあああ!!!清田が走ってるぞ!!!」

「海南の速攻だ!!!!!」



「もう一発だ!! 喰らえ!!!!」 清田、ダンクへ。



バシイ!!!!


後ろからブロックショットが炸裂!!

ボールはコートの外へ。


清田が振り向く。


桜木だった。 「見たか野猿!」

さらに桜木は流川にも声をかける。 「見たかルカワ!」



コートサイドの彦一が興奮。
「おおお!!アツくなってきたで!!最強1年生決定戦!
第4クォーターに来ていよいよ激化か? これは要チェックやで!」

田岡がゲンコツ。
「お前も1年生だろ!!見とれてどうする!!」



海南のスローインで試合再開。


牧がボールを保持。


宮城が考える。 (自ら来るか? パスか?)

他の湘北メンバーも同じだ。 (今度こそ自分で来るか?)


藤真が気づく。
「湘北は迷ってるみたいだな。さっきのアリウープパスが効いたか…。
牧が自ら切れ込むか、他のメンバーに回すか、予測ができない」



ブン!!!


牧からゴール下へ剛速球が飛ぶ。


高砂に渡った。桜木の背後だ。 「なに!!?」

「くそっ!ゴリ直伝ハエたたき!!!」 桜木、ブロックに跳ぶ。


高砂打たない。フェイク。

逆サイドのゴール下へバウンズパス。


「武藤だ!!!」


マークは安田。懸命に飛ぶが、全く届かない。


バス!!! 武藤は難なくゴール下を決めた。


「連続ゴール!!1点差だ!!」

「さすがは海南だ!!すぐに返してきた!!」


彦一が驚く。
「仙道さんの言うた通りや!!海南が盛り返してきた!!」

仙道、ニコリ。
「まだまだ。こんなもんじゃないだろ」



仙道の言うとおりだった。



ここから

海南怒涛の攻撃が始まる。


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選抜編
目次

引用「Kの部屋」

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