残り時間 8分20秒
湘北 69
海南 64
湘北が5点リード。絶好調の三井と流川が得点を重ねている。
海南の攻撃。
牧がつぶやく。
「成長したな、宮城。高校№1ガード、お前ならなれるだろう」
宮城が驚く。
「ん?」
牧、ひと言。
「俺がいない来年にな」
ダム!
カットイン。
宮城が抜かれた。 (話しかけながら抜いてくんなよ!!)
「チッ!」 すぐさま、流川がヘルプに来る。
「くそ!」 宮城が後ろからスティールを狙う。
マークが外れた清田が叫ぶ。 「牧さん!!!」
牧はボールを高く放った。
清田、ジャンプ。
「うおおおお!!高けえ!!」
「これは!!まさか!??」
清田がリング付近でボールを掴んだ。
そして
そのままダンク!
ドガア!!!!!
「出たーーー!!!アリウーーーープ!!!!!!!!!!!」
「牧のパスから清田のダンクだ!!!」
「すげええええ!!!!!!」
清田、流川を指差す。 「どうだ!!見たか、流川!!!」
これまで相手にしなかった流川も、さすがにこれには反応する。
「にゃろう…」
桜木もだ。
「野猿めえ。調子に乗りやがって」
湘北の攻撃。
宮城がカットインを狙っている。
が!
牧のディフェンスには隙がない。
「くそったれ…。ディフェンスも最強かよ」
宮城は三井にボールを回した。
バシイ!! そこを神がカット!!
「しまった!」 宮城、ディフェンスに戻る。
三井も戻る。 「バテたか? あの宮城が…?」
神、湘北がディフェンスに戻る前に、前方に大きなパス。
「ナ~イスパ~ス!!!」 そこには清田。
「うわあああ!!!清田が走ってるぞ!!!」
「海南の速攻だ!!!!!」
「もう一発だ!! 喰らえ!!!!」 清田、ダンクへ。
バシイ!!!!
後ろからブロックショットが炸裂!!
ボールはコートの外へ。
清田が振り向く。
桜木だった。 「見たか野猿!」
さらに桜木は流川にも声をかける。 「見たかルカワ!」
コートサイドの彦一が興奮。
「おおお!!アツくなってきたで!!最強1年生決定戦!
第4クォーターに来ていよいよ激化か? これは要チェックやで!」
田岡がゲンコツ。
「お前も1年生だろ!!見とれてどうする!!」
海南のスローインで試合再開。
牧がボールを保持。
宮城が考える。 (自ら来るか? パスか?)
他の湘北メンバーも同じだ。 (今度こそ自分で来るか?)
藤真が気づく。
「湘北は迷ってるみたいだな。さっきのアリウープパスが効いたか…。
牧が自ら切れ込むか、他のメンバーに回すか、予測ができない」
ブン!!!
牧からゴール下へ剛速球が飛ぶ。
高砂に渡った。桜木の背後だ。 「なに!!?」
「くそっ!ゴリ直伝ハエたたき!!!」 桜木、ブロックに跳ぶ。
高砂打たない。フェイク。
逆サイドのゴール下へバウンズパス。
「武藤だ!!!」
マークは安田。懸命に飛ぶが、全く届かない。
バス!!! 武藤は難なくゴール下を決めた。
「連続ゴール!!1点差だ!!」
「さすがは海南だ!!すぐに返してきた!!」
彦一が驚く。
「仙道さんの言うた通りや!!海南が盛り返してきた!!」
仙道、ニコリ。
「まだまだ。こんなもんじゃないだろ」
仙道の言うとおりだった。
ここから
海南怒涛の攻撃が始まる。
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選抜編
目次
引用「Kの部屋」