[ 2009年06月23日 ]

ダラス・マーベリックス(Dallas Mavericks)


ダラス・マーベリックス(Dallas Mavericks)は、テキサス州ダラスに本拠を置く全米プロバスケットボール協会 (NBA) のチーム。略してマブズ、マブスとも呼ばれる。ウェスタン・カンファレンス、サウスウェスト・ディビジョン所属。チーム名のmaverickとは仔馬のこと。西部をイメージして名づけられた。オーナーは、マーク・キューバンである。



<初期>
ダラス・マーベリックス(マブズ)は、1980年に設立された。初期のマブズではローランド・ブラックマンやマーク・アグワイアが活躍したが、勝率が5割に到達しプレイオフに進出するのは3年目になってからだった。1983年のドラフトでデレック・ハーパー、1984年のドラフトでサム・パーキンスを獲得し、1987年には初の地区優勝、1988年には地区決勝でロサンゼルス・レイカーズと死闘を演じた。その後1990年代は低迷し、1993年には11勝71敗にまで落ち込んだ。


トリプルJ>
低迷していた90年代前半には、復調を予期させる有望な新人がチームに集まっていた。92年のドラフトではジム・ジャクソン、93年にはジャマール・マッシュバーン、94年にはジェイソン・キッドを獲得し、この3名は頭文字をとって「トリプルJ」と呼ばれた。しかしトリプルJは私情のもつれなどもありうまく機能せず、チーム成績も上向かずに一人一人チームから離れた。1997年にドン・ネルソンがジェネラルマネージャーに就任、翌年からはヘッドコーチを務めたが、90年代末には勝ち数が20程度のシーズンが続いた。


ノビツキーの時代>
マブズがリーグ屈指の強豪へと成長を始めるのは、インターネット関連事業で財をなしたマーク・キューバンが2000年にチームのオーナーになってからだった。キューバンのオーナー就任に先立ち、マブズは1996年にマイケル・フィンリー、1998年にスティーブ・ナッシュとダーク・ノビツキーを獲得していた。キューバンはその後も豊富な資金力を活かしてチームの補強に取り組んだ。

2001年にはチーム成績が50勝を越え、2002年にはチーム史上最多の57勝、翌シーズンはそれを上回る60勝に到達。しかしプレイオフではサンアントニオ・スパーズ、サクラメント・キングス、フェニックス・サンズなどの他の強豪にNBAファイナルへの進出を阻まれ続けた。

2005年にネルソンは退任し、エイブリー・ジョンソンが監督に昇格した。再び60勝に達した2006年には、前年のチャンピオンであるサンアントニオ・スパーズを降し、チーム史上初となるNBAファイナル進出を果たした。しかしマイアミ・ヒートとの対戦となったファイナルを2勝4敗で落とし、初優勝はならなかった。

2006-07シーズンはチーム力をさらに上昇させ、1シーズンで3度の12連勝を達成するNBA新記録を達成。最終成績は歴代5位、チーム記録の67勝15敗を記録し、ノビツキーはシーズンMVPを受賞する最高のレギュラーシーズンを送った。プレーオフは第1シードのチャンピオン候補最右翼としてプレーオフに挑んだが、一回戦、第8シードのゴールデンステート・ウォーリアーズ相手に史上三度目(一回戦のプレーオフフォーマットが7戦4勝制になってからは初めて)の「第1シードのチームが第8シードのチームに敗れる」2勝4敗の歴史的敗戦を喫し、シーズンを終えた。翌2007-08シーズンには、ベテランPGのジェイソン・キッドを獲得し、悲願のファイナル制覇に向けて勝負に出たが、プレーオフでは2年連続で1回戦で敗退。プレーオフ敗退後、エイブリー・ジョンソンHCは解雇された。

2008-09シーズンからは新しくリック・カーライルが監督に就任し、シーズン序盤こそ躓いたものの次第に調子を上げ、最終的には50勝32敗の成績を収め、第6シードでプレーオフに進出した。第3シードのサンアントニオ・スパーズを相手にしたプレーオフ一回戦では下馬評を覆し4勝1敗で勝ち進むが、二回戦でデンバー・ナゲッツに1勝4敗で敗退した。


<年代別主要選手>
太文字…殿堂入り選手 (C)…優勝時に在籍した選手 (M)…在籍時にMVPを獲得した選手 (50)…偉大な50人

1980年代 (プレイオフ進出:5回)
ブラッド・デイヴィス (Brad Davis) :1980-1992
マーク・アグワイア (Mark Aguirre) :1981-1989
ローランド・ブラックマン (Rolando Blackman) :1981-1992
ジェイ・ヴィンセント (Jay Vincent) :1981-1986
デレック・ハーパー (Derek Harper) :1983-1994
サム・パーキンス (Sam Perkins) :1984-1990
デトレフ・シュレンプ (Detlef Schrempf) :1985-1989
ロイ・タープリー (Roy Tarpley) :1986-1995

・1990年代 (プレイオフ進出:1回)
アレックス・イングリッシュ (Alex English) :1990-1991
ラファイエット・リーバー (Lafayette Lever) :1990-1994
ジム・ジャクソン (Jim Jackson) :1992-1997
ジャマール・マッシュバーン (Jamal Mashburn) :1993-1997
ジェイソン・キッド (Jason Kidd) :1994-1996、2008-
マイケル・フィンリー (Michael Finley) :1996-2005
ショーン・ブラッドリー (Shawn Bradley) :1997-2005
ダーク・ノビツキー (Dirk Nowitzki) :1998-
スティーブ・ナッシュ (Steve Nash) :1998-2004

・2000年代 (プレイオフ進出:7回 ファイナル進出:1回)
エドアルド・ナヘラ (Eduardo Najera) :2000-2004、2010-
王治郅 (Wang Zhizhi) :2000-2002
ジョシュ・ハワード (Josh Howard) :2003-
アントワン・ジェイミソン (Antawn Jamison) :2003-2004
デビン・ハリス (Devin Harris) :2004-2008
ジェリー・スタックハウス (Jerry Stackhouse) :2004-2009
ジェイソン・テリー (Jason Terry) :2004-

・永久欠番
15 ブラッド・デイヴィス (Brad Davis)
22 ローランド・ブラックマン (Rolando Blackman)


NBAリーグ

イースタン
BOS NJN NYK PHI TOR

CHI CLE DET IND MIL

ATL CHA MIA ORL WAS

ウエスタン
DEN MIN OKC POR UTA

GSW LAC LAL PHX SAC

DAL HOU MEM NOH SAS