[ 2009年06月23日 ]

サクラメント・キングス(Sacramento Kings)



サクラメント・キングス(Sacramento Kings)は、米国はカリフォルニア州サクラメントに本拠を置く全米プロバスケットボール協会(NBA)のチーム。ウェスタン・カンファレンス、パシフィック・ディビジョン所属。チーム名はカンザスシティ時代に、NFLのチーフス「Chief(酋長)」、MLBのロイヤルズ「Royal(皇帝)」などといった頭首のニュアンスで韻を踏んで名付けられた。



<ロチェスター・ロイヤルズ>
現在のサクラメント・キングスは、1946年にロチェスター・ロイヤルズとしてニューヨーク州ロチェスターで創設された。ロイヤルズは、NBL (National Basketball League) に参加した1946-47シーズンにリーグを制した。1948年にロイヤルズはNBLを離れてもう一つのバスケットボールリーグBAA (Basketball Association of America) に移った。1949年にBAAはNBLと統合し、NBAが誕生した。

ロイヤルズは1951年にニューヨーク・ニックスを破り優勝。のちのキングス時代を含め、この時がNBAのチームとしての唯一の優勝となっている。優勝チームには、のちに監督として有名になるレッド・ホルツマンもいた。

以後数年間ロイヤルズは勝率6割程度の有力チームだったが、ショットクロックが導入された1954年に苦戦し、その後も負け越しのシーズンが続いた。


<シンシナティ・ロイヤルズ>
1957年、チームはオハイオ州シンシナティに移転し、チーム名をシンシナティ・ロイヤルズと改めた。この頃の中心選手は、モーリス・ストークスとジャック・トゥィマンだったが、ストークスは外傷後脳障害の為引退し、1959-60シーズンに勝率はチーム史上最低まで落ち込んだ。しかし1960年にオスカー・ロバートソンを、1962年にジェリー・ルーカスを獲得すると、以降数年のシーズンでチームは勝ち越し、1962年から6年連続でプレイオフに進出した。しかし1960年代末になると再び低迷が始まり、ロバートソンはミルウォーキー・バックスへ移った。


<カンザスシティ・キングス>
1971年にチームはミズーリ州カンザスシティの実業家に売却された。翌1972年にシンシナティから移転、カンザスシティとネブラスカ州オマハが本拠地となった。カンザスシティにはメジャーリーグのカンザスシティ・ロイヤルズが存在したため、新たなチーム名はカンザスシティ・オマハ・キングスとなった。1975年にはホーム戦のほとんどをカンザスシティで行うようになり、カンザスシティ・キングスと名称は再び改まった。


この時代にチームを牽引したのはネイト・アーチボルドだった。得点とアシストで同時にリーグ首位になるなどアーチボルドは奮闘したが、事実上アーチボルドのワンマンチームだったロイヤルズは1975年を除き勝率5割を越えられなかった。その後のキングスは、コットン・フィッツシモンズが指揮を採った1970年代末から1980年代初頭にかけて一時期プレイオフに出場した。


サクラメント・キングス>
1983年、キングスはサクラメントの実業家に買い取られた。1985年にチームはサクラメントに移転し、名称はサクラメント・キングスとなった。

この時期が終わるとキングスは長い停滞の時代に入った。1984年から1998年までの十数年間で勝ち越しは一度もなく、プレイオフ出場は2シーズンのみだった。1991年から1998年までキングスでプレイしたミッチ・リッチモンドは1996年にドリームチームⅢメンバーとしてアトランタオリンピックに出場した好選手だったが、チームの状況は苦しいままだった。

状況が好転したのは1999年だった。キングスは1996年にドラフトでユーゴスラビア人プレドラグ・ストヤコビッチを指名。ギリシャでプレイしていたストヤコビッチがキングスに加わったのは1999年になってからだった。このシーズンに先立ち、チームはジェイソン・ウィリアムスをドラフトで、インサイド陣にクリス・ウェバーとユーゴスラビア人のブラディー・ディバッツをトレードで獲得していた。さらにリック・アデルマン監督を迎えたキングスは躍進し、ロックアウトで短縮されたシーズンを27勝23敗と勝ち越した。このシーズンからキングスは西地区を代表する強豪へと成長していった。

1999-2000シーズンにはタリーク・アブドゥル=ワハドとのトレードでニック・アンダーソンを加えチーム成績は44勝38敗と2年連続で勝ち越した。1999年のシーズン開幕戦で、キングスは日本を訪れミネソタ・ティンバーウルブズと対戦した。この頃からキングスの控え選手達は、ジョン・バリーが名付けた「ベンチ・モブ」と呼ばれるようになった。2000-01シーズンにはコーリス・ウィリアムソンとのトレードでダグ・クリスティを加え55勝27敗を挙げるなど、年を追うごとに戦力は充実していった。さらに翌年、ジェイソン・ウィリアムスとのトレードでマイク・ビビーを加えた2001-02シーズンにはリーグ最高の61勝21敗に達し、プレイオフではカンファレンス・ファイナル(地区決勝)へ進出。チャンピオンチームロサンゼルス・レイカーズを脅かした。

2002-03シーズンのキングスは59勝23敗、2003-04シーズンは55勝27敗、翌2005年には50勝32敗と好成績を残したが、プレイオフではカンファレンス・セミファイナル(地区準決勝)が最高だった。2004-05シーズン前にはディバッツが退団し、シーズン中にはウェバーがウィリアムソンらと交換で、翌2005-06シーズンにはストヤコビッチがロン・アーテストと交換でトレードされ、2007-08シーズンにはマイク・ビビーをトレードに出し、チームは再編の時期に入った。


<年代別主要選手>
太文字…殿堂入り選手 (C)…優勝時に在籍した選手 (M)…在籍時にMVPを獲得した選手 (50)…偉大な50人

1940年代 (プレイオフ進出:1回)
オットー・グラハム (Otto Graham) :1945-1946 NFLのスター、ロチェスター時代にプレイした。
ボブ・デイヴィス (Bob Davies) :1948-1955 (C)
アーニー・ライゼン (Arnie Risen) :1948-1955 (C)
ボビー・ヴァンツァー (Bobby Wanzer) :1948-1957 (C)
ジャック・コールマン (Jack Coleman) :1949-1956 (C)

・1950年代 (プレイオフ進出:7回 ファイナル進出:1回 優勝:1回)
モーリス・ストークス (Maurice Stokes) :1955-1958
ジャック・トゥィマン (Jack Twyman) :1955-1966
クライド・ラブレット (Clyde Lovellette) :1957-1958

・1960年代 (プレイオフ進出:6回)
オスカー・ロバートソン (Oscar Robertson) :1960-1970 (M)(50)
エイドリアン・スミス (Adrian Smith) :1961-1970
ジェリー・ルーカス (Jerry Lucas) :1963-1969 (50)
ハッピー・ハーストン (Happy Hairston) :1964-1968
コニー・ディアーキング (Connie Dierking) :1965-1970
トム・バン・アースデール (Tom Van Arsdale) :1968-1973

・1970年代 (プレイオフ進出:2回)
ネイト・アーチボルト (Nate Archibald) :1970-1976 (50)
サム・レイシー (Sam Lacey) :1970-1981
ジミー・ウォーカー (Jimmy Walker) :1973-1976
スコット・ウェドマン (Scott Wedman) :1974-1981
オーティス・バードソング (Otis Birdsong) :1977-1981
フィル・フォード (Phil Ford) :1978-1982

・1980年代 (プレイオフ進出:4回)
ラリー・ドリュー (Larry Drew) :1981-1986
マイク・ウッドソン (Mike Woodson) :1981-1986
ラシャール・トンプソン (LaSalle Thompson) :1982-1989
レジー・セウス (Reggie Theus) :1983-1988
オーティス・ソープ (Otis Thorpe) :1984-1988
ケニー・スミス (Kenny Smith) :1987-1990
ダニー・エインジ (Danny Ainge) :1989-1990
ウェイマン・ティスデイル (Wayman Tisdale) :1989-1994

・1990年代 (プレイオフ進出:2回)
アントワン・カー (Antoine Carr) :1990-1991
ライオネル・シモンズ (Lionel Simmons) :1990-1997
スパッド・ウェブ (Spud Webb) :1991-1995
ミッチ・リッチモンド (Mitch Richmond) :1991-1998
コーリス・ウィリアムソン (Corliss Williamson) :1995-2000、2005-2007
ペジャ・ストヤコヴィッチ (Predrag Stojakovic) :1998-2006
クリス・ウェバー (Chris Webber) :1998-2005
ジェイソン・ウィリアムス (Jason Williams) :1998-2001
ジョン・バリー (John Barry) :1999-2001
ブラディー・ディバッツ (Vlade Divac) :1999-2004

・2000年代 (プレイオフ進出:7回)
ダグ・クリスティ (Doug Christie) :2000-2005
マイク・ビビー (Mike Bibby) :2001-2008
ブラッド・ミラー (Brad Miller) :2003-2009
ケビン・マーティン (Kevin Martin) :2004-
ロン・アーテスト (Ron Artest) :2005-2008

・永久欠番
1 ネイト・アーチボルド (Nate Archibald)
2 ミッチ・リッチモンド (Mitch Richmond)
4 クリス・ウェバー (Chris Webber)
6 シックスマン(Sixth Man) - チームのファン
11 ボブ・デイヴィス (Bob Davies)
12 モーリス・ストークス (Maurice Stokes)
14 オスカー・ロバートソン (Oscar Robertson)
21 ブラデ・ディバッツ (Vlade Divac)
27 ジャック・トゥィマン (Jack Twyman)
44 サム・レイシー (Sam Lacey)



NBAリーグ

イースタン
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ウエスタン
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GSW   LAC   LAL   PHX   SAC

DAL   HOU   MEM   NOH   SAS

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